2023年11月16日

ウッドデッキのメリット・デメリットとは?設置する際のポイントを解説

ウッドデッキを設置すると、住宅が洗練されたイメージになるため憧れている方もいらっしゃるでしょう。ウッドデッキを設置する前に確認しておくべきポイントがあります。そこで今回は、ウッドデッキのメリット・デメリットについてご紹介します。設置する際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.ウッドデッキを設置するメリット

ウッドデッキのメリットについてご紹介します。

1-1.室内が広く感じる

ウッドデッキを室内の床と同じ高さで設置すれと、視覚効果によって室内を広く見せられます。さらに室内の床の色とウッドデッキの色を合わせれば、一体感を出すことも可能です。窓を開ければ家の外にもリビングが続いているような感覚になるでしょう。

1-2.洗濯物を干せる

日当たりの良い場所にウッドデッキを設置すると、洗濯物やお布団を干すことが可能です。庭に物干し竿を設置する場合に比べて、室内との出入りがしやすいメリットもあります。

1-3.子どもの遊び場になる

リビングの前にウッドデッキを設置すると、目の届くところで子どもやペットを安全に遊ばせられるため、安心できます。屋根を設置すれば、雨でお外遊びができない時も便利でしょう。

1-4.外で食事が楽しめる

ウッドデッキがあればバーベキューをしたり、椅子を出したりしてくつろげます。気軽にアウトドアの気分が楽しめる点もウッドデッキのメリットだといえるでしょう。いつもと違った雰囲気で食事を楽しめるので、家族団らんにぴったりです。また窓を開けて開放的な雰囲気を演出したり、カフェテラス気分でリラックスしたりするなど、さまざまなシーンで活用できます。

2.ウッドデッキを設置するデメリット

ウッドデッキのデメリットについてご紹介します。

2-1.日々のお手入れが必要

ウッドデッキにはカバーやシートはかけません。基本的に雨や風にさらされている状態です。そのため、雨や風はもちろん、太陽からの熱や砂ぼこりによって劣化していきます。できるだけ劣化を防ぐためには日頃から砂ぼこりを掃除したり、雨水を拭き取ったりなど手入れが必要です。きちんと手入れすることで長持ちさせられます。

2-2.定期的なメンテナンスが必要

ウッドデッキをきれいな状態で維持するために、定期的なメンテナンスが重要です。とくに天然木材が使われているウッドデッキは、砂ぼこりを放置することで、木材の乾燥が進行します。そのため、ひび割れなどトラブルの原因となるでしょう。さらに、木材を腐らせる腐朽菌が繁殖する可能性もあります。最悪の場合、ウッドデッキ全体が朽ちて無くなるかもしれません。

ウッドデッキは、長い年月が経つと木材の乾燥が進みます。木材が反ってきたり、ささくれができたりするでしょう。そういったことを防ぐためにも定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスの方法は、天然木材の場合、ウッドデッキ表面の汚れを落としてから塗装を施します。場合によっては木材の張り替えが必要となるかもしれません。人口木材の場合も汚れを落とすことが重要です。汚れている状態が続くと、劣化が早まるでしょう。どちらの木材を使用している場合も定期的にメンテナンスを行いましょう。

2-3.のら猫や害虫が寄ってくる

ウッドデッキは日当たりが良い場所に設置されている場合が多いでしょう。そのため、のら猫にとって絶好の睡眠場所です。猫が集まってくると、猫が捕まえてきた動物の死骸や糞などが放置される可能性もあります。そのため、猫除けなどの対策が必要です。また、天然木材のウッドデッキは、シロアリなどの被害が出る可能性もあります。さらにウッドデッキの裏には蜂の巣が作られる場合もあるでしょう。害虫トラブルが発生するケースはよくあります。

2-4.外構によってはプライバシーの保護が必要

ウッドデッキの導入を検討している場合は、外構デザインを確認しておくことが重要です。ウッドデッキを外から丸見えにしたいと考える方はあまりいないでしょう。外構デザインがクローズ外構の場合は、とくに問題ありません。しかし、外から見えやすいオープン外構の場合は、ウッドデッキで誰が何をしているのか、丸見えの状態になる可能性があります。そのため、プライバシーの保護が必要です。

3.ウッドデッキを設置する際のポイント

ウッドデッキを設置する際のポイントについてご紹介します。

3-1.広さを考える

広いウッドデッキに憧れている方もいらっしゃるでしょう。しかし、ウッドデッキが広すぎると、手入れや費用の面で大変な思いをするかもしれません。ウッドデッキをどのように使いたいのか、目的に合わせてサイズを決めることが重要です。洗濯物を干す、家族でくつろぐという目的であれば、それほど大きなサイズは必要ないでしょう。友人を招いてガーデンパーティーをしたいとお考えの場合は、ある程度の広さが必要です。

3-2.屋根やひさしをつけるか検討する

ウッドデッキの部分に、屋根やひさしをつけるかもポイントです。ウッドデッキに屋根があれば、夏の暑い日も快適に過ごせます。また、ウッドデッキに直射日光や雨、雪があたらないので、劣化のスピードも遅くなるでしょう。しかし、屋根やひさしがあると、冬はリビングへの日差しがさえぎられてしまいます。そのため、室内の温度が上がらないというデメリットもあります。屋根の部分は掃除や手入れがしづらいので、設置やメンテナンス費用も高くなるため注意しましょう。取り外しができる屋根や、パラソルを設置する方法もあります。

3-3.ウッドデッキ下の手入れ対策をしておく

ウッドデッキ下のスペースは狭いため、掃除や手入れが大変です。ウッドデッキを設置する際は、あらかじめ対策しておきましょう。たとえば、防草シートを敷いたり、コンクリート敷きにしたりすれば雑草の心配がありません。コンクリート敷きの場合、ホースで水を流すだけで掃除できるメリットもあります。

3-4.水道を設置するか検討する

ウッドデッキに水道があると、さまざまなシーンで役立ちます。たとえば、アウトドア帰りに足を洗ってから室内に入ると、玄関も部屋も汚れません。また、掃除の際にホースをつなぐことも可能です。アウトドア好きの方や、犬を飼っている家庭は、水道をつけるのがおすすめです。

3-5.防水対策

ウッドデッキの素材にもよりますが、防水対策を施しておくのがいいでしょう。とくに天然木のウッドデッキの場合は、防水対策が不十分だとすぐに木が腐ってしまいます。施工時だけでなく、定期的に防水塗料を塗り直し、きれいに保つことが重要です。

4.まとめ

今回は、ウッドデッキのメリット・デメリットについてご紹介しました。ウッドデッキは、第2のリビングとしても活用できる屋外スペースです。素材が木材なので、定期的なメンテナンスは欠かせません。しかし、それ以上にさまざまなメリットもあります。目的に合わせて広さや木材の種類、デザインを検討しましょう。

千葉県千葉市にあります「フェンス工業株式会社」は、1975年に創業し、地域密着型の外構・エクステリア工事業者として活動しております。地域密着の業者に依頼するメリットは、施工完了後のアフターフォローも充実していることです。工事完了後も末永くお付き合いさせていただきたいと思っております。弊社は新築外構やリフォーム外構、ガーデニングエクステリアを手掛けている業者です。これまでの経験を活かし、お客様のご要望に寄り添った提案をいたします。お庭づくりに関するご相談は、お電話またはお問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。