2024年03月16日

お金のかからない外構とは?工事費用を安く抑えるコツのご紹介


理想のマイホームを建てるためには、かなりの資金を投入しなければなりません。そのため、外構に大きく予算を割けないという方もいらっしゃるでしょう。しかし、外構も家の一部であるため、おざなりにすると家のグレードを下げてしまいます。ここでは、お金のかからない外構工事のコツや最低限行うべき外構工事をご紹介しましょう。

1.最低限行うべき外構工事

外構にお金をかけると、家の見た目も良くなります。しかし、限られた中で外構工事を行う場合は、最低限行うべき外構工事のみを行うのが良いでしょう。最低限行うべき個所としては、次の4つがあげられます。

1-1.境界部分

境界部分は、外構工事で最低限やっておくべき個所です。隣家との境界を明確にする目的もありますが、防犯対策としても重要です。ブロック塀やフェンスを設置することで、自分の敷地を隣家と区切りトラブルを防げます。

1-2.駐車場

車を所有している場合は、駐車場の設置も必要です。車を野ざらしにすると、紫外線や雨風で車のボディが劣化しやすくなるほか、雨や雪の日は車が汚れてしまいます。アスファルトやコンクリートで舗装し、屋根を付けて雨風を防げるようにしましょう。

1-3.アプローチ

アプローチも、最低限行っておくべき外構工事です。アプローチとは、門から玄関までの空間のことを指します。表札や郵便受け、インターホンなどを取り付ける場所であり、アプローチがないと郵便物の受け取りなども不便です。土がむき出しのままでは、雨の日などは門から玄関に到着するまでの間に、靴が汚れてしまいます。天候が悪くても、玄関までスムーズにたどり着けるようなアプローチにしましょう。

1-4.雑草対策

外構工事においては、雑草対策を行うことも必要です。雑草対策を怠ると、梅雨など雑草が伸びやすい季節は、草むしりにばかり時間を取られてしまいます。雑草が伸びていると、空き巣などのターゲットになりやすいというデメリットもあります。コンクリート舗装や石張りなどの工事などのほか、砂利敷きで雑草対策を行いましょう。

2.お金のかからない外構工事のコツ

お金のかからない外構工事をするには、次のポイントに留意すると良いでしょう。

2-1.人目につく場所以外にお金をかけない

外構工事の費用を安く抑えるためには、人目につく場所にはお金をかけ、それ以外の場所にはお金をかけないのが基本です。人目につきにくい場所の舗装は、防草シートや砂利敷きでOKです。境界部分は、ブロックやフェンスなどで囲い、人目につく箇所以外の化粧や目隠しは必要ありません。

2-2.素材を使いすぎない

お金のかからない外構工事をするには、素材を使いすぎないことも重要です。外構工事では、土木工事や水道工事、電気工事などの基本的な工事のほかにも、タイル貼りや石貼りなどの工事が必要になる場合もあります。それぞれの工事は、専門的な知識・技術を備えた職人が行うため、異なる素材をいくつも使うと、人件費がかさんでしまいます。タイルを使うならタイルのみ、石を使うなら石のみなど、使う素材の数を少なくするとコストを安く抑えられるでしょう。

2-3.平坦な土地を選ぶ

外構工事の費用を抑えるには、平坦な土地を選ぶことも大切です。高低差のある土地は、土留めにコストがかかってしまうため、費用が高くなってしまいます。また、高低差のある土地である場合、資材を運搬するのにもコストのかかる場合があります。そのため、家を建てる前から、外構工事のことも考えて平坦な土地を探すことが重要です。

2-4.動線を狭くしない

お金のかからない外構工事をするうえで、同線は大事です。家の前の道路が狭いと、大きなトラックが入ってこられません。資材を運ぶために何往復もしなければならず、資材の輸送費が高くついてしまいます。また、ガーデンスペースとつながる動線が狭いと、資材を運び込むのにも手間がかかります。広い動線が取れる土地を選びましょう。

2-5.ハウスメーカーではなく外構専門業者に依頼する

外構工事の費用を抑えるには、外構専門業者に依頼するのがおすすめです。ハウスメーカーも外構工事を行いますが、下請けの業者に外構工事を任せるのが一般的です。中間マージンが発生するため、費用が高くついてしまいます。また、専門業者であれば、外構工事の実績も高く、安心して任せられるでしょう。外構工事のノウハウも身につけており、ざっくりイメージを伝えるだけでも素敵な外構デザインを提案してくれます。

3.お金をかけずおしゃれな外構にするには?

お金をかけるほど、おしゃれな外構にしやすくなりますが、お金をかけずにおしゃれな外構にすることも可能です。お金をかけずおしゃれな外構にするには、次のポイントを取り入れてみると良いでしょう。

3-1.オープン外構にする

周囲を高い塀やフェンスで囲ったクローズ外構は、フェンスやブロックなどの資材が多く必要であるため、工事費用が高くなります。オープン外構であれば、フェンスやゲートを設置しないため、工事費用を安くあげられます。その分の費用を使い、おしゃれなデザインを取り入れることが可能です。また、オープン外構はセキュリティ面が気になりますが、周囲から見えやすいため、空き巣などからかえって狙われにくいという利点もあります。

3-2.人工芝よりも天然芝

緑の芝は、庭の美観を高めるためにおすすめの素材です。ある程度の広さがあれば、芝生の上でバーベキューやガーデンパーティーなどが楽しめるでしょう。芝生は人工芝と天然芝があり、人工芝の方が安いイメージはあります。しかし、天然芝の方が価格も安いうえに、長く使い続けられます。人工芝の耐用年数は、長くても7年~8年ほどですが、天然芝はお手入れ次第で半永久的に使い続けられるでしょう。

3-3.レンガを利用する

外構のアクセントとしてレンガを利用すると、安くおしゃれに仕上げられます。レンガは価格も安く、扱いやすい素材です。花壇をレンガで囲ったり、アプローチをレンガ造りにしたりなど、外構の雰囲気をレベルアップできます。ホームセンターでも購入できるため、ご自身でDIYすることも可能です。

3-4.砕石敷きにする

駐車スペースは、全体的にコンクリート敷きにするとコストがかかってしまいます。そのため、安くおしゃれに仕上げるには、砕石敷きにするのがおすすめです。むき出しの土のままにしておくと、雨の日などは泥が車体に跳ね上がってしまいますが、砕石敷きにしておけば、泥羽などが防げます。車の出し入れを繰り返すほどに、砕石が地盤にプレスされて強固になり、しっかりとした地盤になっていくでしょう。

4.まとめ

外構は、最初に来客者の目に止まる場所であり、家の印象を左右するといっても過言ではありません。お金をかければ、おしゃれでスタイリッシュな外構に仕上げられますが、お金のかからない外構でも、おしゃれにすることは可能です。目につきにくい場所にはお金をかけない、レンガや砕石などのリーズナブルな素材を利用するなど、工夫をして美しい外構にしましょう。

「フェンス工業株式会社」は、千葉市を拠点として外構・エクステリアの施工サービスを提供しております。創業45年以上地域に密着したサービスを提供しており、自社施工によりご提案からアフターフォローまで責任を持って行っております。新築やリフォームの外構、ガーデニングエクステリアなど、外構のことなら何でもお任せください。ライフスタイル後予算に合わせた提案をいたしますので、外構工事をお考えの方はお気軽にご相談ください。